結果に繋がる勉強方法(番外編) @城陽市寺田にある個別指導塾 勉楽個別
みなさん、こんにちは。
京都府城陽市寺田にある個別指導勉楽個別です。
本日もブログを読んでくださりありがとうございます。
本日は、「番外編」として過去問(赤本)について書きたいと思います。
過去問(赤本)に取り組む目的とは
京都府公立高校中期選抜が8日(水)に行われます。
そう考えると、このタイミングで過去問について書くのは、中3生にとっては確実に遅いです。
しかし、1年後に受験する諸君にとっては早過ぎるくらいです。
私立高校の学校説明会に行って先生方と面談をされると、必ず言われることがあります。
それは、「過去問に何回も取り組むこと」です。
私自身もこのこと「自体」には異論はありません。
しかし、夏休み前の説明会からこのお話をしておられます。
また、私立難関校や御三家を目指し「先取り学習」をしている人にとっては問題はありません。
しかし、その様子を見た公立中期選抜を受験するスケジュールで勉強している諸君も過去問に取り組み出すことがあります。
この場合、確実に取り組むタイミングが「早過ぎる」のです。
前置きが長くなってしまいましたね。
過去問に取り組む目的は、次のような内容でしょうか。
①初見でどれだけ解くことが出来るかを測る(自分の実力を知る)
②学校毎の出題傾向を把握する(相手を知る)
③制限時間内に解く練習する(本番を意識する)
自分に合ったタイミング
このように考えると、中学3年間の学習が終了していない場合に取り組むと、重要な①が測れません。
また、私自身が考えている最も重要な目的は「①」であり、「初見で」の部分であるのです。
何度も取り組んだ後に時間を測って点数を出しても、多くの問題の解き方や答えを分かっていることが多いのです。
意味がないとは言いませんが、「①の目的」という意味では意味がないと言えるかもしれません。
その意味でも、「自分の学習修了状況に合わせて」赤本に取り組むべきであると思います。
注意すべきこと
次に②に関してですが、あくまでも「出題傾向を把握する」ですので、全く同じ問題が出題されることはありません。
しかし、受験生の多くの勉強は「その一問が出来るように」取り組んでいます。
何度も言いますが、「全く同じ問題」は出題されません。
では、どうすれば良いのでしょうか?
前期選抜の数学の問題を想い出してください。
見難い画像ですが、左側中程の問題です。
この問題を解くためだけであれば「この解き方」を覚えれば良いでしょう。
しかし、そうすると与えられた図形を変化されるとたちまち解くことが出来なくなるでしょう。
そうではなく、補助線を引き「相似な図形を作る」「相似・三平方の定理」を組み合わせて解く。
これを学ぶことが重要なのです。
「目先の一問」ではなく「大局を見る」ということでしょうか。
みなさんも、是非参考にしてみてください。
次回は教室の様子などのブログになりますが、その後はまた勉強方法や学校情報について書きたいと思います。
今日は、中3生の赤本対策最終日&無料勉強会です。
どちらも最後まで頑張りましょう。